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検索ボリュームの調べ方|無料ツール7選とキーワード選定手順【2026】
2022.03.16
「サイトにアクセスを呼び込みたい」と考えたとき、最初に決めるべきはどのキーワードで記事を書くかです。その判断材料になるのが検索ボリューム、つまりそのキーワードが月にどれくらい検索されているかの目安です。
SEOの難易度は「競合がどれくらい強いか」と「キーワード自体の検索ボリューム」で決まります。競合の強さを左右する自サイトの地力については「ドメインパワーとは|無料の調べ方と上げる方法」、BtoB領域での具体的なSEO施策は「BtoB企業のSEO対策|中小企業が売上を増やす手順と期間」をあわせてご覧ください。この記事では後者の検索ボリュームの調べ方を、無料ツール7選の使い方と、検索意図から逆算した勝てるキーワードの選定手順に分けて、2026年10月時点の情報で整理します。
執筆・編集:株式会社キャンバス「キャンバスラボ」編集チーム(2012年創業/DX活用支援・体験型デジタルコンテンツ開発・自社パッケージ 累計1500件超)
この記事の要点
- 検索ボリュームは正確な実数ではなく「相対的な目安」として使う。ツールごとに数値は異なる。
- 無料で調べられるツールは7つ(Googleトレンド/キーワードプランナー/Ubersuggest/aramakijake.jp/ラッコキーワード/OMUSUBI/Ahrefsの無料情報)。
- 判定の目安は月間1,000未満=スモール、1,000〜10,000=ミドル、10,000以上=ビッグ。立ち上げ直後はスモールから狙う。
- キーワードプランナーは2026年10月時点も無料で使えるが、広告費を使わないと「1〜1,000」等の範囲表示にとどまる。
- 株式会社キャンバスは2012年の創業以来、Web制作・DX活用支援・体験型デジタルコンテンツ開発を累計1500件超手がけている(2026年10月時点の社内実績)。
目次
検索ボリュームとは?3つのパターンで考える
検索ボリュームとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで特定のキーワードがどれくらい検索されているかを示す、月間の検索回数の目安となる数値です。正確な実数を知ることはできませんが、ツールを使えば相対的な大小は十分に判断できます。
検索ボリュームは大きく3つのパターンに分かれます。
① 常時安定しているキーワード
長いスパンで右肩上がりか右肩下がりになるタイプです。多くのキーワードがこれにあたり、机、仕事、マウスなどの一般的な名詞が代表例です。以下はGoogleトレンドで3語を比較したグラフです。

机(青)、仕事(赤)、マウス(黄)の3つでは「仕事」の検索ボリュームが最も大きく、いずれも年間を通じて安定していることが読み取れます。
② 季節性のあるキーワード
花火、花見、紅葉などがこのタイプです。実際にグラフを見てみましょう。

花火(青)は夏、花見(赤)は春先、紅葉(黄)は秋に検索ボリュームが増えています。季節性のあるキーワードは、需要が立ち上がる2〜3ヶ月前に記事を公開しておくのが基本です。
③ トレンド性のあるキーワード
ニュースや大きな出来事をきっかけに、一時的に検索ボリュームが跳ね上がるタイプです。

震災(青)は3月11日付近を頂点に一時的に増加し、人名のキーワードも大きなニュースがあったときに突発的に伸びています。
ここで重要なのは、主観ではなくデータで「その他大勢がどのキーワードでどれだけ検索しているか」を把握できるという点です。「こちらのテーマのほうが大事だろう」という感覚とデータが食い違うことは頻繁に起こります。検索ボリュームを正しく把握して、情報を出す側として「どちらを先に扱うべきか」を判断しましょう。読者心理の観点からテーマを磨きたい場合は「マーケティング心理学10選|今すぐ使える行動心理学と活用事例」も参考になります。
検索ボリュームの調べ方|無料ツール7選
検索ボリュームがどういうものかを押さえたうえで、具体的な調べ方を見ていきます。まず全体像を一覧で確認してください。
| ツール | 費用(2026年10月時点) | わかること | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| Googleトレンド | 無料・登録不要 | 相対的な人気度(0〜100)・季節性・トレンド | 需要の大小と時期の比較 |
| Googleキーワードプランナー | 無料(Google広告の登録が必要) | 月間検索数(無料は範囲表示) | 複数キーワードの一括確認 |
| Ubersuggest | 無料は1日数回まで/有料は月2,800円台〜 | 検索ボリューム・SEO難易度・関連語 | 難易度まで含めた判断 |
| aramakijake.jp | 無料 | 上位表示時の想定流入数・競合の想定流入 | 流入予測と関連語の洗い出し |
| ラッコキーワード | 無料(1日の回数制限あり) | 複合キーワードの一覧 | 2語目・3語目の発見 |
| OMUSUBI(おむすび) | 無料 | 複合キーワードのマップ表示 | 3語目の発見・全体把握 |
| Ahrefs | 月29米ドル〜(Starter) | 検索ボリューム・難易度・競合の流入キーワード | 競合分析まで本格的に行う |
1. Googleトレンド
Googleトレンドは検索需要の傾向を計測するツールで、以下のリンクより無料で利用できます。
>> Googleトレンド
調べたいキーワードを左上の枠に入力すると、そのキーワードの検索需要の推移を確認できます。表示されるのは実数ではなく0から100の人気度合いですが、キーワードのすぐ右にある「+比較」で最大5個まで同じグラフで比較できます。基準となるキーワードを先に入れてから比較すると、相対的なボリュームを推し量れます。

期間はデフォルトで12ヶ月ですが、1時間〜5年+カスタム期間から選べます。

もう一つの使い方として、2語以上の複合キーワードを入力してグラフが出ない場合は、そのキーワードの検索ボリュームはかなり少ないと判断できます。スモールキーワードの判定に使える簡易チェックです。
2. Googleキーワードプランナー
次に、Google広告のツールとして使えるGoogleキーワードプランナーです。前提として、キーワードプランナーはGoogle広告を出稿する際に使うツールのため、Google広告のアカウント登録が必要です。登録だけして広告を出稿しなければ費用はかかりません(2026年10月時点)。
>> Google広告に登録する
Google広告にログインしたら上段のメニューの「ツールと設定」から「キーワードプランナー」を選びます。

2つのボックスのうち右の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択します。

表示された入力欄に、検索ボリュームを知りたいキーワードを1行に1つずつ、またはカンマ区切りで入力します。

注意点が2つあります。1つは、無料のままでは「1〜1,000」「1,000〜1万」といった範囲表示にとどまること。もう1つは、少額でも広告費を使うと以下のように具体的な数値が表示されるようになることです。

本格的にキーワードプランナーを使いたい場合は、1日数十円程度の少額予算で広告を出稿しておくと、精度の高い数値で判断できます。
検索ボリュームの3区分(スモール/ミドル/ビッグ)
ツールによって数値はまちまちですが、相対的な大小で上位表示の難易度が変わります。一般的な区分は次のとおりです。
| キーワードの種類 | 月間検索ボリュームの目安 | 例(WordPress系) | 狙う順番 |
|---|---|---|---|
| ビッグキーワード | 10,000以上 | wordpress(約135,000) | サイト評価が育ってから |
| ミドルキーワード | 1,000〜10,000 | wordpress 使い方(約8,100) | スモールで成果が出てから |
| スモールキーワード | 1,000未満 | wordpress 使い方 初心者(約480) | 立ち上げ直後はここから |
サイトやブログを立ち上げた直後はドメインの評価が弱いため、ビッグキーワードでは競合に勝てません。最初はスモールキーワードから狙うと検索エンジンからの評価がたまりやすくなります。具体的には、2語・3語の複合キーワードに絞り込むことで検索意図が明確になり、少ないボリュームのキーワードを確実に取りにいけます。
上の表のように、いきなり「wordpress」(約135,000)で上位表示を狙うのは現実的ではありません。「wordpress 使い方 初心者」(約480)のように3語まで絞り込んだほうが、結果的にアクセスを集めやすくなります。
3. Ubersuggest
次は無料でも検索ボリュームを調べられるUbersuggestです。
>> Ubersuggestのサイトはこちら
以下はUbersuggestで「WordPress」を調査した結果です。

キーワードプランナーと同様に検索ボリュームがわかるうえ、SEOの難易度や競合の強さまで数値で示してくれるのが強みです。関連する2語目のキーワードも、検索ボリュームが多い順に並べてくれます。

弱点は無料枠の制限です。無料会員では1日に調べられる回数が数回に限られ、本格的に使うには有料プラン(2026年10月時点で月2,800円台〜・年契約やプランにより変動)が必要です。また、キーワードプランナーのように複数キーワードを一括で調べることはできません。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
4. aramakijake.jp
aramakijake.jpは、無料で使える検索ボリュームチェックツールです。
>> aramakijake.jp
上位表示できた場合にどれくらいのトラフィックが見込めるかを調べる「検索数予測ツール」と、指定キーワードで競合サイトがどれくらいアクセスを集めているかを予測する「競合検索数予測ツール」が使えます。
検索数予測ツールは仮定の数値ですが、「上位表示できればこれくらいの流入が見込める」という目安を得られます。チェック結果の下にある「関連語」から芋づる式にキーワードを洗い出せるのも便利です。

タブを右に切り替えると競合検索数予測ツールが使えます。精度はあくまで参考程度にとどめ、他のツールと併用しましょう。

5. ラッコキーワード
1語のメインキーワードから複合キーワードを洗い出すときに便利なツールです。
>> ラッコキーワード
無料で利用できますが1日の利用回数に制限があるため、上限に達したら別のツールに切り替えるか有料版を検討しましょう。
6. OMUSUBI(おむすび)
OMUSUBIは、2語目・3語目の複合キーワードをマップ状に表示してくれるキーワードツールです。
>> OMUSUBI(おむすび)
1語を検索窓に入れると、そのキーワードを中心に蜘蛛の巣状に2語目・3語目が広がります。

3語目が見つけやすい一方、ボリュームがわからない・細かいキーワードを拾いにくいというデメリットもあります。全体像をざっと掴みたいときに他のツールと使い分けましょう。
7. Ahrefs(エイチレフス)
Ahrefsは、被リンク調査・キーワード順位調査・競合サイト調査ができるSEO分析ツールです。
>> Ahrefs(エイチレフス)
サイトエクスプローラーで対象ドメインの被リンクと流入キーワードを一覧でき、キーワードエクスプローラーでは検索ボリューム・上位表示の難易度・広告出稿状況まで確認できます。

料金は2026年10月時点で、個人向けのStarterが月29米ドル、Liteが月129米ドル(ドル建て・為替により変動)。「検索ボリュームがわかればいい」という用途にはオーバースペックですが、競合分析まで本格的に行う段階では有力な選択肢です。公開後の順位計測の進め方は「検索順位の調べ方|無料チェックツール6選と確認手順」で解説しています。
こうしたツールの選定や計測レポートの設計から任せたい場合は、Webサイト制作・SEO/GEO改善の支援でご相談いただけます。
検索ボリュームからキーワードをどう選ぶ?選定の手順
検索ボリュームがわかっただけでは、アクセスは増えません。同じキーワードを狙う競合が、すでに資本と時間を投じて上位に君臨しているからです。
現実的な進め方は、検索意図が絞り込まれた検索ボリュームの小さいキーワードから取りにいき、サイトの評価が高まってからミドル・ビッグキーワードを狙うという順番です。ここからは検索意図の読み取り方と、検索ボリュームの絞り込み方を具体的に見ていきます。
公開後に順位を確認する手順は「検索順位の調べ方|無料チェックツール6選と確認手順」、検索結果ページの表示機能の理解は「SERPsとは|Google検索結果の表示機能とSEO対策」、想定アクセス数の目安づくりは「サイトPV数の目安はどれくらい?企業サイト平均と調べ方」が役立ちます。
関連キーワードから検索意図を読み取る
検索意図と検索ボリュームを絞り込むには、2語・3語からなる複合キーワードを選定します。複合キーワードは「類似キーワード」と「オートコンプリート機能」で見つけます。ここでは「WordPress」という1語から、狙う複合キーワードを探してみましょう。
「WordPress」とGoogleで検索すると、検索結果の一番下に「他のキーワード」が表示されます。

これは「WordPress」で検索したが悩みが解決せず、さらに絞り込んで検索した他のユーザーの検索語です。今回はWordPressをこれから始める人向けの記事をつくる前提で、「WordPress 始め方」を選びます。
次に検索窓に「WordPress 始め方」と入力すると、オートコンプリート機能で候補が表示されます。

たとえば「WordPress 始め方 xserver」と「WordPress 始め方 ロリポップ」では使うサーバーが違うため、同じ「始め方」でも提供すべき情報は変わります。検索する人にとって最善の情報に絞り込むことが、検索意図とボリュームを同時に絞り込む作業です。
>> オートコンプリートを使って検索候補をすばやく表示する
ユーザーが検索するタイミングを読み取る
検索意図の読み取りには、もう1つ「時間軸」という視点があります。以下は「WordPress やり方」で検索したときに表示された類似キーワードです。

このキーワード群は、ユーザーが検索するタイミングで2種類に分類できます。
| ユーザーの状態 | キーワード例 | 提供すべき情報 |
|---|---|---|
| まだ使ったことがなく、これから始めたい層 | ワードプレス 使い方 無料/ワードプレス 無料/ワードプレス 料金/WordPress 始め方 | 費用・申し込み・初期設定の手順 |
| すでに使っていて、やり方を知りたい層 | ワードプレス 投稿方法/ワードプレス 使い方 初心者/ワードプレス マニュアル | 操作手順・画面つきの使い方・つまずきの解消 |
同じ「やり方」でも検索意図は異なります。どのキーワードを狙うかでユーザーのフェーズも変わるため、検索語から意図を読み取り、合致した記事を用意しましょう。
なお、Google標準の機能だけでは類似キーワードの量が足りません。2語目・3語目を広く洗い出すには、前述のラッコキーワードやOMUSUBIを併用してください。
検索ボリュームと検索意図、どちらを優先すべき?
この記事では検索ボリュームの調べ方を、無料ツール7選の使い方とキーワード選定の手順にわけて紹介しました。
検索ボリュームの調べ方はいくつもありますが、どれだけボリュームが大きくても、狙ったキーワードで上位表示できなければ流入はゼロです。逆に、まったく検索されていないキーワードで記事を書くのも成果につながりません。検索意図が明確でライバルが少ない、3〜4語の複合キーワードから着手するのが現実的な第一歩です。いくつかのキーワードで上位表示され始めたら、ミドル・ビッグキーワードへ段階的に広げていきましょう。
近年はChatGPT・Claudeなどの生成AIを使うことで、関連キーワードの洗い出しや検索意図の分類を大幅に効率化できます。AIを活用したコンテンツ制作の全体像は「デジタルマーケティングとは」、使うべき各種ツールは「デジタルマーケティング 7つの手法とツール」、公開後の改善は「アクセス解析ツール5選|Webサイト改善の使い方と選び方」で解説しています。生成AIを使った記事制作体制そのものを社内に組み込みたい場合は、AI・システム開発でも設計から支援しています。
早くアクセスを増やしたい気持ちはわかりますが、自分の都合だけを考えても良い記事にはなりません。まずは読者の立場に立ち、読んだ人が次の情報を探しに検索へ戻らなくて済む状態をつくることを目標にしましょう。
よくある質問
Q. 検索ボリュームを無料で調べる方法はありますか?
A. あります。Googleトレンドは登録不要・無料で相対的な検索需要を比較でき、GoogleキーワードプランナーはGoogle広告のアカウント登録だけで(広告を出稿しなくても)おおまかな月間検索数を確認できます。aramakijake.jpやラッコキーワード、OMUSUBIも無料で使えます。
Q. 検索ボリュームはどれくらいあればよいですか?
A. 一般的な目安は、月間1,000未満がスモールキーワード、1,000〜10,000がミドルキーワード、10,000以上がビッグキーワードです。立ち上げ直後のサイトはスモールキーワードから狙い、評価がたまってからミドル・ビッグへ広げるのが現実的です。
Q. Googleキーワードプランナーは無料で使えますか?
A. 使えます。Google広告のアカウント登録は必要ですが、広告を出稿しなければ費用は発生しません。ただし無料のままでは「1〜1,000」「1,000〜1万」といった範囲表示になり、少額でも広告費を使うと具体的な数値が表示されるようになります。
Q. 検索ボリュームが大きいキーワードを狙えばアクセスは増えますか?
A. 増えません。検索ボリュームが大きいキーワードは競合も強く、上位表示できなければ流入はゼロです。検索意図が絞り込まれた2〜3語の複合キーワードで上位を取り、評価を積み上げてから大きなキーワードに挑むほうが結果的に流入は増えます。
Q. 検索ボリュームと検索意図はどちらを優先すべきですか?
A. 検索意図です。ボリュームは「市場の大きさ」しか示さず、読者の課題が解決できるかは別問題です。実務では、検索意図ごとに記事を1本ずつ用意し、公開後に検索順位と表示回数を計測して改善する流れが有効です。キャンバスラボでも全記事を週次で計測しています。
この記事を書いた会社について
キーワード設計から記事制作・計測改善まで、一気通貫で支援します。
株式会社キャンバス(キャンバスラボ)は2012年創業のデジタルクリエイティブ/システム開発会社です。検索意図からのキーワード設計、生成AIを活用したSEO記事の制作体制づくり、公開後の順位・CTR改善まで、累計1500件超の制作・支援実績をもとに伴走しています。
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最終更新日:2026年10月13日|株式会社キャンバス(キャンバスラボ)編集チーム|2012年創業・第15期/DX活用支援・体験型デジタルコンテンツ開発・自社パッケージの実績 累計1500件超
運営:株式会社キャンバス(canvas-works.jp)— AIを前提に価値をつくるデジタルクリエイティブ/システム開発企業。体験型コンテンツ開発・AI開発・自社パッケージ(ぬりえスタジアム/バッティングヒーロー/デジスポ/フライングペイント/フォトフォトAI/ディノコア創世記)を展開。