デジタルマーケティング 7つの手法とツール

2021.06.23
デジタルマーケティング 7つの手法とツール

デジタルマーケティング手法とツール

デジタルマーケティングとは、デジタルコンテンツ(Webやメール、アプリ、動画など)を活用したマーケティングのことです。

今回はデジタルマーケティングを大きく7つのカテゴリに分類し、それぞれの概要や特徴、具体的なツール例を紹介します。

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1.WEBサイト

デジタルマーケテイング_WEBサイト

企業の場合はWebサイトを持つことがまずは基本です。Webサイトはデジタルマーケティングの最も効果的な方法の1つと認識されています。Webサイトを効果的なデジタルマーケティングチャネルとして利用するためには、洗練されたデザインと使いやすさ、わかりやすさが重要になります。

[ツール]Googleアナリティクス

Googleアナリティクスとは、Google社が提供するアクセス解析ツールです。
基本無料で使えます。後に説明するように有料版もあるのですが、基本的には無料版でOKです。Googleアナリティクスでは、登録したサイトのユーザーの行動に関するデータがわかります。PC・スマートフォン・タブレットという媒体別、顧客の属性なども確認することが可能です。管理しているWebサイトの流入状況や行動データ等を集計・分析ができるツールで、デジタルマーケター必須のツールであると言えます。上位バージョンで有料のGoogle Analytics 360があります。

[ツール]ヒートマップ

ヒートマップとはその名の通り、ページ全体のうち、ユーザーの興味ある箇所は赤く、逆に興味のない箇所は青く表示される、サーモメーターのような役割を持っています。ユーザーのランディングページ上での動きが可視化されるため、コンバージョン獲得に貢献しているコンテンツとそうでないコンテンツが一目瞭然になります。




2.MA(マーケティング・オートメーション)

デジタルマーケテイング_MA_マーケティング・オートメーション

マーケティング・オートメーションは、多くのデジタル・マーケティング手法の重要な要素になりつつあります。世界中のビジネスのスタンダートになるので、一般的にそれについてもっと知ることが最優先事項になるはずです。

[ツール]顧客データ管理ツール

あらゆるデジタルマーケティング活動の基盤になるのは「顧客データ」です。デジタルマーケティングを実践するには、どんな施策を選ぶにせよまずは顧客データの整備が必要です。自社が保有するユーザー情報(自社サイト上での行動や購入履歴、問い合わせ内容など)を一元管理し、どのようなニーズを持っているのか分析しやすい環境を構築しましょう。

MAツール

MA(Marketing Automation)は、マーケティング活動を自動化するためのツールです。顧客情報を蓄積したうえで、見込み客の属性に応じてマーケティングを自動化したり、その結果を分析して更なるマーケティング施策に活かします。見込み顧客の獲得から育成・スコアリングをし自社に強く興味を持った方に対してのアプローチが可能となります。

CRMツール

MAツールの対象が、自社と取引をおこなう前の見込み客であるという点に対して、すでに何らかの取引がおこなわれている顧客を対象としたアプローチをするのがCRMツールになります。具体的には、顧客が何を購入したかや、商品やサービスに対してどのような要望を持っているのかなどを管理し、より良い商品やサービスを提供していくことを目的としています。

MAツールとCRMツールの連携をすることにより、MAツールを使って得た見込み客情報や、スコアリングによって育成した見込み客を効率よく営業部門に引き渡すことができます。

SFAツール

MAとCRMとあわせて利用されるツールにSFAというものがあります。SFAでは、営業アプローチの進捗状況をデータベース化し共有できるようにして、営業メンバーそれぞれが持っている顧客情報を共有。情報を共有することで営業活動の効率化を図り、売上UPをサポートしてくれます。

顧客情報管理のためのシステムとして「CRMとSFAどちらが良いのか?」という疑問を持っている方は多いでしょう。しかし、CRMとSFAは本来違うシステムなため、一概にどちらの方が優れているかとは判断できません。また最近ではCRMとSFAを統合した製品が多く出ています。どれが自社が導入すべきシステムなのかは顧客情報管理の目的を明確にすれば見えてきます。

3.メールマーケティング

デジタルマーケテイング_メールマーケティング

メールマーケティングはデジタル・マーケティングの中で最も顧客に近い手法の1つといえます。個人のアドレスに対してメッセージを送るということは見込み客、潜在顧客が皆さんとコミュニケーションを取ることを同意している状態を意味するためです。

[ツール]メール配信ツール

登録したリードや顧客へ一斉にメール配信を行える「メール配信ツール」を使うと、登録したメールの内容で設定した日時に自動的にメールを送信することができます。

[ツール]MAツール

上記でも紹介したMAツールにもメール配信機能が付いており、これを活用してメールマーケティングが行えます。HTMLメールの作成、ステップメール配信のほか、条件で分けたセグメントごとに異なる内容のメール配信を行う「セグメントメール」配信が行えたり、最新のリード情報を参照して登録リードのステータスごとにメール配信を行うことなどが可能です。

4.検索広告

デジタルマーケテイング_検索広告

最も代表的な有料検索広告はグーグル広告です。グーグル広告は基本的にオークションシステムに基づいており、うまく運用することでコストの削減と広告掲載機会や場所の向上が見込めます。

[ツール]Google 広告エディター

Google 広告エディターは、無料でダウンロードができる Google 広告の変更のためのアプリケーションです。オフラインでも使用することができ、キャンペーンや広告グループ、広告、キーワードの内容を編集・作成可能です。Google 広告エディターを使うと作業効率を高めることができます。

5.動画マーケティング

デジタルマーケテイング_動画

YouTubeのようなプラットフォームに、説得力のあるコンテンツを投稿することで、自社サービスの深い理解を視聴者に促します。動画マーケティングにおいては、ストーリーテリングも大きなトレンドになりつつあります。自社サービスや製品についての説得力のあるストーリーを動画で作成し、顧客の課題をどうやって解決できるかをうまく表現すれば、顧客の心を掴めるでしょう。

[ツール]動画作成ツール

写真だけを使用する場合と比べ、上手に撮られた商品動画を併用するとコンテンツマーケティングの威力が増し、お客さまの不安をやわらげて購入を促進します。BtoBの現場においても、マーケティングの効果を高めるツールとして「動画」が欠かせないものになりつつあります。無料・有料でさまざまなツールがありますので、有料の場合には体験版など利用しながら使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

6.SEO(検索エンジン最適化)

潜在顧客がみなさんのビジネスに関連するキーワードをグーグルなどの検索エンジンで調べたときに、自社サイトが一番目立つ場所、つまり最上位に来るように最適化する -それが、SEO(検索エンジン最適化)の役割です。

[ツール]Googleサーチコンソール

WebコンテンツのSEOに使われるツールは、主にサイトの分析目的で使われ、集客や検索結果順位を上げるための施策について、効率的に、そして定量的にチェックして施策を検討することができます。Googleサーチコンソールは、サイトの検索トラフィックや掲載順位測定ができるツールです。また、自社サイトを訪問した人が、具体的にどんなキーワードで検索してきたか流入経路も確認できます。

7.ブログ(コンテンツマーケティング)

デジタルマーケテイング_ブログ_コンテンツマーケティング

SEO(検索エンジン最適化)のため、そして皆さんのビジネスのターゲットとなる顧客を引き付けるために、ブログは重要な役割を果たします。WordPressやWixなどのサイト構築サービスにもブログ投稿機能は標準搭載されています。

[ツール]CMS

CMSとは Contents Management System の略で、Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト・デザイン情報などを一元的に保存・管理できるシステムのことです。

一般的にWebサイトの制作や更新を行うには、HTMLやCSSといったコーディング知識が必要になりますが、CMSを使うとテキストや画像などの情報のみをMicrosoft Word操作のような感覚で入れていくことで簡単にWebサイトを更新することができます。WordPress、ジンドゥーなど

WordPress

WordPressはオープンソース型のブログ投稿システムで、実際に全世界の1/4のサイトがWordPressで作成されていると言われています。

まとめ

デジタルマーケテイング_まとめ

デジタルマーケティングを実施するためのツールは多々あります。しかし大切なのは、ターゲットとなる顧客層と自社のリソースを鑑みて選定することです。どのツールも基本的には顧客体験を向上させるのが目的であり、顧客の興味関心を高めて関係性を構築することができれば、結果的に成約率も向上するでしょう。

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