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ユーザーを行動させる!LPのファーストビュー改善方法
2022.01.05

ユーザーがLPに訪れて自分にとって必要なのかを判断する時間は、「3秒」と言われています。人の第一印象は 3~5 秒で決まると言いますが、LPにおいても同じように判断されます。LPで最初にユーザーの目に入る部分が、「ファーストビュー」です。そのLPに滞在するか離脱するかに大きく影響する部分であり、LP制作で特に重要な部分になります。
この記事では、ファーストビューの重要性と効果を出すための改善ポイントについて解説します。
目次
ファーストビューとは

ファーストビューとは、Webサイトでスクロールをしなくても最初にユーザーの目に入る範囲のことで、最も重要な部分となります。
LPにおけるファーストビューは、Web広告などを経由して訪れたユーザーに、商材やサービスの情報を一目で理解してもらう必要があります。ここでユーザーの興味を惹くことができなければ、CV(コンバージョン)に繋げることはできません。
またLPでは、70%以上のユーザーがファーストビューを見てページを離脱すると言われています。新しく制作する方は、ファーストビューを最重要部分として考えておきましょう。また改善を考えている方は、まずはファーストビューの見直しから始めるのがおすすめです。
LP改善チェックポイント

ファーストビューの改善に必要なポイントを確認してみましょう。これからLPを制作する方は特に重要です。
□何の商品、サービスなのかが分からない
ファーストビューをパッと見て商品やサービス内容が分かりにくいと、ユーザーは興味をなくし離脱します。ユーザーが広告をクリックしてLPを訪れたとしても、広告文とLPの内容が違うとユーザーにギャップを抱かせます。
□ターゲットに合わせたデザインか
ファーストビューは、ユーザーが商品やサービスを購入したくなるようなデザインにしましょう。そして、使いにくいUIは離脱の原因になるため、使い勝手や視認性の高さも考慮しましょう。性別や年代、業種、職種など、ペルソナを設計しデザインすることが大切です。
□CTAボタンがない
CTA(Call To Action)ボタンは、購入・申込・お問い合わせなど、フォームへ移動させるボタンです。ファーストビュー内にCTAボタンがないと、離脱率が高まってしまいます。CTAボタンは、必ずファーストビュー内に設置するようにしましょう。また、CTAボタンを押すメリット「会員登録不要」「○○秒で登録完了!」など、ボタンの近くに記載するとより効果的です。
参照記事:LPのCVRが向上するCTAボタンとは?
□強みやメリットがわからない
キャッチコピーに「〇〇賞を受賞」「導入社数NO.1」「リピート率94%」など具体的な実績を入れて、権威付けをします。できるだけ多く掲載して、ユーザーの信頼感を高めましょう。初めて購入するユーザーの不安を払拭させることもできます。
ファーストビューの7つのポイント

1.メイン画像は内容が伝わるもの
広告からのユーザーは、商品・サービスに興味を持ってLPへ訪れます。その場合に、ファーストビューで内容が伝わりにくい、もしくはイメージと関連性の低い画像で必要な情報が少ないと離脱につながります。
モデルや素材集または動きがあるスタッフの写真を使用することで、サービス内容が簡単に理解することできます。
- 商品・サービスの画像、もしくは関連した画像
- 悩みや課題、感情をイメージをした画像
- 商品・サービスを利用した結果、悩みを解決した画像
画像でフェードイン・フェードアウトなど、またはマウスオーバーすると連動して画像が動くなど、効果的に演出して注目を集めましょう。
2.強みはベネフィットに変えてキャッチコピーにする
キャッチコピーのポイントは、ユーザーが「ベネフィット(最終的に手に入れたい結果)」の共感を引き出すことです。「こう改善したい、解決したい」と感じさせることで、そのまま離脱せずに先を読んでもらえるでしょう。共感できるLPと、共感できないLPでは、CVR(コンバージョン率)も変わってきます。
3.行動を明確にする
ファーストビューで興味関心を持ったユーザーに、購入・申し込みなどのアクションにつなげるための導線を設置することが必要となります。
例としては、同じページ内でユーザーが直接見たい場所に、ショートカットで移動するためリンクを入れることができます。LPは情報量が多く長いため、見たいところまで進むためのリンクボタンも効果的です。また、「続きを見る」に下向きの矢印や文言でファーストビュー以降へスクロールを促します。
4.CTAボタンをファーストビューに入れる
ファーストビューで離脱するユーザーが70%以上と上記でも記載しましたが、ファーストビューの情報次第でモチベーションの高いユーザーはそのまま購入や問い合わせをすることもあります。必ずCTAボタンはファーストビューの範囲内に入れておきましょう。
また、その際にCTAボタンは1つに絞りましょう。選択肢を多く設けるとユーザーが迷ってしまい、離脱してしまう可能性が出てきます。マーケティング手法として2つ程度配置し、より優先度の高いものを目立つようにし誘導する場合もあります。
5.CTAボタンは周囲とくらべて目立たせる
ファーストビューにCTAボタンを設置したら目立たせて存在感を出します。それによりCVR(コンバージョン率)が上がる結果がデータでも検証されています。
以下の方法をお試しください。
- 全体のメインカラーとは反対色などを使い目立たせる
- CTAボタンのサイズを他の文字より大きくする
- 余白を増やしボタンがあること主張させる
6.購入のハードルを下げる言葉を入れる
ユーザーが購入や問い合わせなどを迷っている時に、背中を押してあげる言葉がが必要です。「1ヶ月無料」や「無料モニター」「期間限定○○%オフ」など、CTAボタン周辺に入れましょう。また、「効果がなければ全額返金」のような情報など不安を払拭できる要素があると効果的です。
7.数字やメダル素材で見せる権威付け
ファーストビューに「数字」や目を引くような「メダル・王冠の素材」などを入れることもポイントです、購入・お申し込みとなるとユーザーは慎重になります。他社より優れている部分があれば必ずアピールしましょう。
また「数字」を用いて、データなどの数値を具体的に思い浮かべられるようにすることで信頼度が上がります。強みやセールスポイントを、ファーストビューに紹介する時には、数字など視覚的に見せましょう。
まとめ

ネット広告経由のユーザーは、商品・サービスに興味を持ってLPを訪れます。しかしファーストビューで内容が伝わりにくいと、自分が求めている情報がないと判断し離脱します。ファーストビューにはポイントを押さえておく箇所が多数あるので改善のためにこの記事をお役立ください。
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