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ディスプレイ広告と検索広告の違い|使い分けと費用の目安【2026】
2022.01.25
ネット広告を始めようとすると、まず迷うのが「ディスプレイ広告と検索広告(リスティング広告)、どちらを出すべきか」です。リスティング広告は知っているけれど、ディスプレイ広告はなんとなくしか知らない、という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、両者の違い・メリットとデメリット・ターゲティングの仕組み・費用感・効果的な使い分けまでを整理します。ディスプレイ広告をうまく活用できると、検索広告ではリーチできなかった潜在層にもアプローチできるようになります。
執筆・編集:株式会社キャンバス「キャンバスラボ」編集チーム(2012年創業/AI活用支援・体験型デジタルコンテンツ開発・Webマーケティング支援 累計1500件超)
目次
ディスプレイ広告とは
ディスプレイ広告とは、Webサイトやスマホアプリの掲載枠にバナー画像や動画を表示できる広告です。国内の主な媒体は「Googleディスプレイネットワーク(GDN)」と「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(YDA)」の2つ。バナー広告との関係・入稿サイズは「バナー広告って何?種類やメリット・デメリットを解説」で詳しく解説しています。
GDN(Googleディスプレイネットワーク)
Googleの関連サービスと提携サイトに配信できます。主な配信先はYouTube・Gmailのほか、楽天・BIGLOBE・Ameba等のパートナーサイトです。
YDA(Yahoo!広告 ディスプレイ広告)
Yahoo! JAPANトップページ・Yahoo!ニュースなどのYahoo!関連サービスと、朝日新聞・食べログ・goo等の提携サイトに配信できます。
検索広告とディスプレイ広告の違い【比較表】
| 検索広告(リスティング広告) | ディスプレイ広告 | |
|---|---|---|
| 表示場所 | 検索結果ページ | Webサイト・アプリの広告枠 |
| 形式 | テキスト | バナー画像・動画 |
| 主なターゲット | 顕在層(いま探している人) | 潜在層(まだ探していない人) |
| クリック単価 | 高くなりやすい | 比較的低い |
| 主な目的 | コンバージョン獲得 | 認知拡大・リマーケティング |
検索広告(リスティング広告)の特徴
検索広告は『キーワード』と『広告文』を設定し、ユーザーの検索語句と一致したときに表示される広告です。掲載可否と順位はオークション形式で決まります。「いま探している」顕在層に届く一方、競合が多いキーワードはクリック単価が高騰しやすく、検索ボリュームが少ない新サービスでは表示機会自体が少なくなります。詳しくは「検索広告を始めたい!Google広告・Yahoo!広告の特徴」をご覧ください。
ディスプレイ広告の特徴
ディスプレイ広告はユーザーの興味・関心や行動履歴に基づいて表示されます。潜在層へのアプローチが主目的のため、クリックしたくなるバナークリエイティブの質が成果を左右します。
ディスプレイ広告のメリット・デメリット
メリット
- 潜在層にアプローチできる:課題がまだ明確になっていないユーザーにも表示されるため、認知度向上・新規ユーザー獲得に最適です。
- クリック単価が比較的安い:GDNは検索広告より平均クリック単価が低い傾向があります(YDAは商材により検索広告を上回ることもあります)。
- リマーケティングができる:一度サイトに訪問したユーザーへ再アプローチでき、コンバージョンにつながりやすい配信手法です。仕組みは「ターゲティング広告の仕組みと種類」で解説しています。
デメリット
- 配信までに工数が掛かる:GDN・YDA両方に配信する場合、それぞれのバナーサイズを準備する必要があります。Yahoo!は検索広告と管理画面が別で、設定作業も二重になります。
- 検索広告よりコンバージョンにつながりにくい:潜在層向けのため、獲得目的より認知拡大向きです。
- 改善に時間が掛かる:バナー×ターゲティングの組み合わせ検証が必要で、テキスト中心の検索広告より改善サイクルが長くなりがちです。運用に役立つツールは「リスティング広告の運用に役立つ無料ツール6選」にまとめています。
ターゲティングの種類(GDN・YDA)
ターゲティングは「オーディエンス(人)」と「コンテンツ(配信面)」の2軸で設定します。人ベースは訪問履歴・行動履歴などユーザー情報に基づく指定、配信面ベースは掲載先コンテンツの指定です。ここを細かく設計するほど配信効率が上がります。
GDNの主なターゲティング
▼オーディエンス(人)
ユーザー属性/アフィニティカテゴリ/購買意欲の強いオーディエンス/カスタムセグメント/ライフイベント/リマーケティング/類似ユーザー
▼コンテンツ(配信面)
トピック/プレースメント/キーワード
YDAの主なターゲティング
▼オーディエンス(人)
オーディエンスカテゴリ/サーチキーワード/サイトリターゲティング
▼コンテンツ(配信面)
サイトカテゴリー/プレイスメント/コンテンツキーワード
なお、Googleでは検索・ディスプレイ・YouTube・Gmail等へ一括配信できる「P-MAXキャンペーン」も選択肢になります。
費用の目安と課金の仕組み
ディスプレイ広告は主にクリック課金(CPC)で、業種によりますがGDNのクリック単価は数十円〜100円台が目安です(検索広告は数百円〜数千円になることもあります)。少額から始められるため、まずは月数万円規模でテスト配信し、成果の出る組み合わせに予算を寄せていくのが定石です。代理店に運用を委託する場合の手数料の考え方は「グロスとネットの違い|広告マージンの計算方法と注意点」を参考にしてください。
効果的な使い分け3パターン
- ①検索広告×ディスプレイ広告の併用:検索広告で顕在層を刈り取り、ディスプレイ広告で潜在層に認知を広げる基本形。リマーケティングで取りこぼしも回収します。
- ②認知フェーズはディスプレイ広告中心:新サービスなど検索ボリュームがない商材は、まずディスプレイ広告・SNS広告で認知をつくります。SNS広告との比較は「Google広告とFacebook広告の違い」「LINE広告の基礎を徹底解説」をどうぞ。
- ③獲得フェーズは検索広告+LP改善:コンバージョン獲得には、広告と受け皿となるLPの質が両輪です。LPの基礎は「ランディングページ 基礎知識とポイント」で解説しています。
まとめ|まずは小さく併用テストから
ディスプレイ広告は潜在層への認知拡大・リマーケティングに強く、検索広告は顕在層の獲得に強い——この役割分担を押さえたうえで、両方を少額でテスト配信し、費用対効果の高い配分に調整していくのがおすすめです。
株式会社キャンバス(キャンバスラボ)は2012年の創業以来、累計1500件超のWeb制作・広告運用・AI活用支援を手がけてきました。広告の配信設計からLP・クリエイティブ制作まで一貫してサポートしています。
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最終更新日:2026年7月6日|株式会社キャンバス(キャンバスラボ)|2012年創業・支援実績 累計1500件超