ARビジネス BtoB活用事例6選

2021.06.28
ARビジネス BtoB活用事例6選

AR(拡張現実)の業務利用は各産業で想像以上に進んでいます。

2021年現在、ARは先行した建築や物流分野以外でも同様の流れは進んでおり、ハンズフリーが実現するARグラス(メガネ型デバイスで空間情報を視界の中に表示できる)の低価格化の流れもあって、企業への導入も順調です。またARは、人材不足などの社会問題解決や、様々な業界でユーザーと双方向のコミュニケーションができるインタラクティブな体験に大きく貢献しています。本記事では、BtoB企業のAR活用事例をご紹介します。クライアントへAR提案を考えている方には必見の内容です。




1.効率の良い営業をARで実現。AR製品カタログ

ARビジネス_BtoB_AR製品カタログ

取り扱う商材のサイズが大きく、実物を商談に持っていくことが難しい場合にこの活用方法が、非常に有効です。カタログにARマーカーを設置して、商材のAR動画で詳細を見れるようにすると、営業マンから好評だった事例があります。ARはマーカーをスキャンすると動画がすぐに再生されるため、スマートに商談を行うことができます。3Dモデルも制作できるので、様々な角度から眺められたり、スマホ上で商材の試し置きができたりと、ARを存分に活かすことができます。

2.自社パンフレットにAR

ARビジネス_BtoB_AR自社パンフレット

冊子内の指定の画像にARアプリをかざすと、誌面と連動した映像が始まり、サービス紹介の動画を見ることができます。パンフレットにマーカーが数十個埋め込まれ、ソリューション毎の事例動画または説明動画が再生されます。これまでは営業マンがパソコンを持参し動画を使用していました。しかし、その場でしか確認してもらうことができないため、ARの技術を活用した事例があります。AR動画は何度も見返すことができるので、興味を持った顧客に対し効果的な営業が行えます。コンテンツの更新作業等も簡単なので、自由度の高い編集が取柄です。印刷物に新たな価値を加えることができるようになりました。

3.メーカー向けに製品の設置イメージをARで確認

ARビジネス_BtoB_AR設置イメージ

あらゆる製品を現実の世界に映すサービスWebARの事例です。専用のQRコードを読み込むと、製品を設置したい場所に出現させることが可能です。実際に物gあなくとも製品を内面・外面を見える化できるので、イメージと合わないという理由でのクレームや返品を減少することが見込めます。製品の実寸サイズの再現率は99.9%と優れており、色の映り込みまで再現可能。現地での計測が必要なくなるため、経費削減、営業時間の短縮、業務の問い合わせ軽減等も見込むことができます。

参照:https://makerpark.jp/

4.ARを活用し、展示会出展コストを大幅に削減

ARビジネス_展示会_AR活用

ARアプリを使用しアプリのダウンロードに至らないAR動画のアクセス数が伸び悩む問題がありました。それによりアプリをダウンロードしなくてもARを体験 できるWebARを導入、活用することにより、クライアント先や展示会等で多くの方にARを気軽に体験してもらえるだけでなく、映像によりインパクトを与えらるため好評だった事例もあります。また、いままでの展示会では実機展示を行っていたため、会場までの運搬に費用や時間がかかることが課題でした。しかし、実機展示の代わりにARを活用することで運搬時間と費用を大幅に削減。コスト面を大幅に削減した事例になります。

5.AR名刺で名刺交換をビジネスチャンスに

ARビジネス_AR名刺_名刺交換

ビジネスパーソンを対象にしたAR名刺サービスを提供している事例です。専用アプリをインストールしたスマホをAR名刺にかざすと、画像やムービーが再生。自社サイトやYouTubeなどのリンクも設定できるので、名刺を交換した相手に商材・サービスなどをプレゼンし、その場で契約や購入につなげることも可能です。ARコンテンツはWebから簡単に編集・更新が行えます。いま使用している名刺をAR化できるので、新たに名刺を作ったり、QRコードや特別なマーカーを制作する必要もありません。AR名刺の導入により「ファーストインプレッションがアップした」「雑談が広がり、案内したい商品やサービスを告知できた」など、従来より反響が良かったとのこと。ARを活用すると、説明だけで伝わりづらい職種の方でも、音声や動画によってわかりやすく伝えられます。また会話のきっかけにもなるため、商談に繋がる可能性も高くなります。

参照:https://www.araddin.jp/

6.展示会でAR活用。注意関心を引き、イメージもつきやすく

ARビジネス_展示会AR活用

展示会でARを活用した事例です。丈夫で柔軟なワイヤーを使用して、景観を損ねないような転落防止柵を施工したり、ワイヤーを利用した壁面緑化を提案している企業様ですが、ワイヤーそのものは展示できても、実際の施工現場を見てもらえませんでした。そこで、ARを活用して実際の施工現場にいるような360°のパノラマビューや時間経過とともにワイヤーで緑化が進んでいく様子を紹介しました。ARの活用により、より分かりやすく、実際の施工現場をイメージしてもらいやすくなっただけでなく、展示ブース前にいるお客様を惹きつける施策にもなりました。

まとめ

ARビジネス_BtoB_まとめ

ここまで、BtoB企業のAR活用事例についてご紹介してきました。世界のARおよびVR市場は、2027年までに2468.5億ドルに達し、コロナウイルスのパンデミックの影響を考慮すると、2020年から2027年にかけて毎年37.1%成長し、その中でもARはVRよりも大きな市場シェアを占め、予測年数にわたって毎年42.4%で成長すると言われており非常に将来性の高い分野です。弊社でもAR開発に関する無料相談を請けておりますので、お気軽にご相談下さい。

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