メールマーケティングの基礎

2021.02.05
メールマーケティングの基礎

メールマーケティングとメルマガの違いは?

メールマーケティングとメールマガジン(メルマガ)の違いは、配信先を分けて配信するか、しないかです。

メルマガとは、決められた曜日や時間に、登録者全員に向けて同じ内容のメールを一斉に配信

メールマーケティングとは、見込み顧客それぞれの属性に合わせて、メールの内容、タイミングなどを変えて、その見込み顧客に最も適した条件で配信

メルマガとメールマーケティングは混同されがちですが、実は全く異なるものなのです。

メルマガは、決められた曜日や時間に、自社のアドレス登録者、全員に向けて同じ内容のメールを一斉に配信されます。つまり、商談中の人でも自社の商材を知ってすぐの人でも、見込み顧客との関係性とは関係なく、同じ内容で送ります。

メルマガ配信自体は良いものではありますが、メルマガのみで顧客の興味・関心を高めることは難しいといえます。

メールマーケティングでは、それぞれ見込み顧客の属性に合わせて、内容や時間などを変えて、顧客の属性にあった内容、条件でメールを送ります。

見込み顧客によって欲している情報や課題性別や年齢によって考え方などは、人によって異なります。

顧客それぞれに合わせて配信されたメールは、自分に当てはまるメールと受け取られる可能性が高くなります。




メールマーケティングの手法

実際にメールマーケティングを行う場合、マーケティングタイプ次第、ターゲットや希望の顧客層によって使うべきメールのタイプが分かれますので上手く使い分ける必要があります。

メルマガはメールマーケティングの一種でメールマーケティングではありません。配信はメルマガ登録者全員に向けてになり、配信する内容はそれぞれの個人に合わせることは難しく、配信によって直接売上やCV(コンバージョン)にはすぐつながりません。そのため、メルマガは育成を目的として配信されることが多いです。

メールマーケティングでは、商品の購入や資料ダウンロードに基づき配信するステップメールや、見込み顧客を分類しターゲットごと(性別・年齢・職業など)に内容を合わせたメールを配信するターゲティングメールがあります。行う場合は直接のCV数などの目標を立てることをおすすめします。

メールマーケティング4つのメリット

1.低コスト

web広告やチラシ、動画広告など様々なマーケティングの方法は施策に比べ、メールマーケティングは低コストで始められます。

2.投資対効果

メールマーケティングではお問い合わせがあったり、一度購入があったなど既に興味を持っているユーザーが対象です。チラシのように不特定多数に発信するより、成果を期待できます。

また、反応の良かった情報をメールすることで、コストを抑えながらも反応の良いコンテンツを作ることもできます。

3.効果がわかりやすい

ユーザーの反応が開封率、クリック率などでわかりやすいため、効果測定しやすい。メルマガでは同じ内容のメールを一斉送信するため反応をみることまで必要ありませんでした。

ターゲットにあわせた情報を把握できるので、効果的にアプローチしていくことができます。

4.効果改善の幅が大きい

効果改善の効果は、自社の商材に興味を持っている、たくさんのユーザーにメールを送るため、修正した時の幅が大きくなります

修正が安価で済むことや顧客の欲しい情報を届けることで、活用次第で高い効果が得られます。

メールマーケティングの2つのデメリット

メールマーケティングを運用するデメリットとは?始める前にあらかじめ以下の点を確認しておきましょう。

【1.魅力的なコンテンツ作成

メールマーケティング施策の成果を上げるためには、接点を持ち続けることが必要です。

そのため、魅力的なコンテンツ作成し継続的にユーザーの関心を引き続けなくてはいけません。また、さまざまなターゲット数にあわせて記事を制作する必要があります。そのため、コンテンツ制作に時間を取られ業務が増えることで負担となる場合も多いです。

人的リソースが足りない場合、ターゲットを絞って制作するなど工夫が必要です。

【2.ユーザー動向を把握し改善

常にユーザーの動向を分析し、趣味嗜好やトレンドを把握し魅力的なコンテンツを作成・運用することが大切です。またステップメールは、定期的に内容の見直し修正も必要です。

メールマーケティングの効果を出す方法

メールマーケティングはどんな情報を、誰に、いつ配信するかで効果がかわります

受信者は毎日たくさん配信されるメールの中から、「自分宛てのメール」や「自分にメリットがありそうだと感じたメール」を優先的に開きます。効果を出すために、まずは開封してもらわなければなりません。

そのための重要なポイントはタイトル作成です。1:緊急性 2:有益性 3:独自性4:具体性の4つのポイントがとても重要になります。

1:緊急性

緊急性とは、新しさや驚く情報のこと。「今はじまったこと」や「もうすぐはじまりそうなこと」には反応しやすい事を利用したテクニックです。

また、「個数」や「期間」などを具体的にメールの件名に盛り込むと、「今すぐ」開封する理由につながりやすいと言われています。例:速報!○個限定!◯◯セール本日スタート!

2:有益性

有益性とはつまりメリットのことで、自分が受け取るメリットが伝わる情報のことを指します。

たとえば、割引情報や満足度などにみられる、数字のデータはお得さや優秀さを表す場合に使用すると効果的です。例:満足度95%以上!

3:独自性

独自性とは、ユニーク(オリジナル)であるということを指します。

わかりにくいポイントですが、他では見たことのない独自の件名で興味を引ければ良い反応がでます。自社の独自ポイントで特徴を出すことで、ユーザーの興味関心を惹き開封につながります。例:〇社以上の実績!弊社独自のノウハウ公開

 4:具体性

具体性とは、地名や施設名、人名などの「名詞」、〇%オフ、〇円、第〇位などの「数字」が該当します。

具体的な名詞や数字があることでパッと見て理解ができるため開封する・しないの判断に迷わなくなります。例:「売上〇%アップ確実」問い合わせが増える施策とは?

また、内容が煩雑だったり、文字数が多すぎたりするメールは、最後まで読んでもらえない可能性があります。伝えたい情報を絞り、誰が読んでもわかりやすい内容に仕上げてください。

さらに、メールマーケティングの効果は、配信するタイミングが最重要ポイントです。

仮説検証を繰り返し、自社のユーザーがメールを開封するタイミングは何曜日の何時なのかを分析することが大切です。サイトへの訪問にもそういったタイミングがあります。ユーザーの行動にあわせたメール配信を行うことも1つの効果的な手法と成り得ます。

まとめ

ここまでで、メールマーケティングの基礎から効果までご紹介してきました。あなたの会社の集客の一助となりますと幸いです。

下記のリンクから、メールマーケティングにも関連する、「デジタルマーケティング」とは何か解説されております。ぜひ、ご覧になって下さい。

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